これ知らないと臭っちゃいます！口臭対策Ｑ＆Ａ

舌につく垢、舌苔は、歯垢や食べ物の残り
カスと同様に口臭の原因になります。

 

 

歯ブラシや歯間ケア用品をつかった口内掃除と同じように、
日々のお掃除をすることが、口臭を無くすことにつながります。

 

 

でも、歯の磨き方については、歯医者さんや小学校などであれ
これとレクチャーがありますが、舌の掃除については、しっかり
教えてもらう機会ってあまりないのではないのでしょうか？

 

 

ここでは、お勧めできる舌のお掃除方法と
注意点について説明したいと思います。

 

 

まず、舌の掃除はどれくらいの頻度ですれば良いのでしょうか？

 

 

歯磨きは、食後には必ず、できればおやつの後や寝る前にも
した方が良いと言われています。１日３回以上は歯を磨いて
歯をさっぱりさせたいものです。

 

 

でも、舌と歯では硬さ、強さが異なります。粘膜で覆われて、表面
に細かい角の様な出っ張りが無数についている舌は、とてもデリ
ケートな為、あまり何度も表面をこすると傷めてしまいます。

 

 

最悪の場合は、舌を掃除しすぎて、味覚に問題が出てしまう、
なんてことも起こってしまうのです。

 

 

ですので、舌の掃除は１日１回だけにしておきましょう。タイミング
は、口の中が一日で一番細菌だらけになっている、朝が良いと思います。

 

 

お掃除のケア用品ですが、舌掃除用の舌ブラシが一番使い
やすく、きれいに掃除ができると思います。

 

 

ただ、好みもありますので、歯ブラシ（但し、毛先は柔らかめ
のもの）でも、舌ベラでも、指にガーゼやたおるなどの布を
巻き付けたものでも構いません。

 

 

特に舌ブラシで掃除をする時には、思わず歯磨き粉
をつけたくなってしまうかもしれませんね。

 

 

でもそれはやめて、水に濡らしただけの
状態で掃除をする様にしましょう。

 

 

繰り返しになりますが、舌は歯と異なり、柔らかくてデリケート
です。歯磨き粉で舌を刺激してしまうのを避ける為です。

 

 

舌掃除でもうひとつ厄介なことは、舌の奥の嘔吐反応をおこすエリアです。
できるだけ舌を前に出して、息を止めながら奥の部分の掃除をすると良い様です。

 

 

また、奥から前にケア用品を動かすのも、嘔吐反射をおこさない為のこつです。
同時に、細菌を多く含んだ舌苔をのどに送らない為でもあります。

 

 

そして、全体に力を入れずに、優しく
優しく掃除をしてあげて下さい。

 

 

使い終わったケア用品は、しっかりと洗い、できれば
アルコールなどで消毒して翌日の為に乾かしましょう。