水槽のような臭いのする口臭があるって本当?
皆さんの中で、子供の頃にザリガニをとって遊んだ方はいらっしゃいます?
私の場合は、田舎であったので川遊びをよく行っており
ドブ川に生息しているザリガニやタニシをとって遊んでいました。
取ったザリガニをいたずらによく使用したものです!
今では良い思い出と言えます。
そんなザリガニですが、独特な臭いがしますよね!
特に、ドブ川に生息しているザリガニは強烈な臭いがするものです。
これは、実は水の臭いが染み付いてあの臭いを発生させているのです。
また、その臭いは清掃していない水槽の臭いにも酷似しています。
実は、口臭の中にも水槽のような臭いとなるものが存在しています。
では、水槽のような臭いのする口臭は、何が原因で発生するものなのでしょうか?
今回は、水槽のような臭いの発生原因について紹介していきます。
まずは、水槽がなぜ臭いを発生するのかについて紹介します。
水槽の中には、エサの残りや魚から排出された糞
生き物から発生した粘液やタンパク質で充満しています。
同時に、水の中にも少なからず細菌が繁殖しています。
その細菌が特にタンパク質を分解して、分解する際に
発生させるガスが臭いの元となっているのです。
では、口を水槽の中と見立ててください。
口の中にも、食事などで多くのタンパク質が存在することがあります。
特に、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れについて、タンパク質を多く含んでいます。
これが細菌などにより分解される際、水槽と同様に生臭い口臭を発生させます!
通常は、細菌は唾液(だえき)によって活動を制限させるのですが、
口が乾きやすい環境ではそれも期待できないのです。
これを防止するためには、唾液を多く分泌する事が重要です。
よく噛んで食べると、唾液を発生させやすくなりますよ。
他には、歯周病について生臭い口臭を発生させ
水槽の匂いに似た口臭となってしまいます。
歯周病は、よく歯磨きすることで予防できますが
仮に発症してしまうと早い段階で病院に行くことが重要になります。