隠れ虫歯が口臭を発生させているって本当?
誰でも、虫歯が口臭の原因となっていることはご存じであると思います。
見た目も汚らしいですし、実際に虫歯菌が大繁殖して
見えないところでも不衛生な状態となっているのです。
臭くなるのなんて当たり前!そんな状況なのであります。
虫歯は、基本見ただけでわかるものなのですが、
実は見えなくところに出来てしまう虫歯があるのをご存じでしょうか?
これには正式名称はありませんが、よく「隠れ虫歯」と呼ばれています。
隠れ虫歯についても、当然口臭の原因となってしまっているのです。
では、隠れ虫歯がどのように口臭につながっていくのでしょうか?
今回は、隠れ虫歯と口臭の関係について紹介していきます。
まずは、隠れ虫歯にも複数の種類があることを紹介します。
スタンダードな隠れ虫歯としては、歯と歯の間に
できている小さな虫歯のことをそう呼んでいます。
この隠れ虫歯の場合は、正直口臭を発生させるまでの状況には
なっていませんので、見えるほどまでに成長しなければ問題ありません。
問題は、巨大化している隠れ虫歯なのです。
巨大化すれば隠れ虫歯ではなく普通の虫歯では?と疑問に
思うかもしれませんが、それが実はわからないものなのです。
通常の歯よりも更に白いホワイトスポットができているケースがあります。
これは、歯にミネラルが溶け出している状態のことを言い、
実際には虫歯となっている箇所になります。
虫歯=黒くなるという印象でしょうが、
逆に白くなってしまうので見た目上では全くわかりません。
隠れ虫歯になってしまうと、やはり口臭を発生させてしまうのです!
この隠れ虫歯は、実は唾液の減少により発生すると言われています。
そのメカニズムを説明すると、糖質分を摂取するとそれが歯に付着して
ミネラル分を溶け出しますが、通常は唾液が歯のミネラル分を補います。
それが、唾液分が少なくなってしまうことで
ミネラル分の補いが行われなくなってしまうのです。
これにより、隠れ虫歯が進行してしまいます。
隠れ虫歯の予防は、単純に唾液が分泌することを促せばよいのです。
よく噛むであったり、舌の運動などを行うと唾液はよく分泌されます。
これと、歯磨きを確実に行っていけば、隠れ虫歯と口臭は予防できますよ!