閉経後に発生する口臭があるって本当なの?
女性にできて男性にできないことって、
たくさんありそうで実はほとんどありませんよね。
力仕事も、確かに女性は力がないのですが
別にできないわけではありません。
身体的な機能の違いによって出来ないことがあるのですが、思いつきますか?
・・・そう、妊娠と出産です。
こればかりは、女性にしか出来ないことですよね。
10ヶ月もの間、自分の体の中で子供を養っていくというのは
男性の私にとっては想像も付きません。
当然、妊娠時には体調の変化もありますし出産時には痛みも伴います。
ただ、それ以上に新しい命の誕生に歓喜するわけです!
そんな妊娠と出産は、やがて年齢を重ねて閉経してしまうと
もう体験はできません。
女性としての一つの区切りを迎えてしまうのです。
そんな閉経ですが、実は口臭とも密接に関係する出来事として知られています。
では、閉経と口臭とはどのように関係するものなのでしょうか?
今回は、口臭と閉経の関係性について紹介します。
まずは、閉経すると体にどんな変化があるのかについて紹介します。
閉経すると、実は女性らしさを助長する女性ホルモンの分泌が減少します。
女性ホルモンの減少は、唾液の分泌にも影響することで知られています。
閉経後、唾液の分泌量は著しく低下するのです。
唾液は、口内の細菌を除菌する事で知られていますし、
免疫力の低下も意味します。
よって、閉経後に口臭が目立つようになるケースも見られます。
これは怖いですね!
また、女性ホルモンが減少するだけでなく激しく増減することもあります。
これにより、体内バランスが崩れて唾液の分泌も一定化しません。
これによっても、口臭が発生してしまうポテンシャルが増大するのです。
更に、免疫力の低下により歯周病などの発生リスクもアップします。
閉経とほぼ同時に、更年期障害も発生することがあります。
これらの複合要素により、口臭が発生してしまいます。
こればかりはどうしようもない面があるので、唾液が不足している
と感じたら、しっかり歯磨きしてケアすることが重要です。