徹夜した後に口臭が発生するのは何故なの?
社会人ともなると、仕事で徹夜しなければならない事も出てきます。
どうしても明日までに資料をまとめて報告しなければならない・・・
そんな経験は誰でもあると思いますし、私も何度も経験しています。
それが男の定め!と言われればそれまでですが
徹夜を行うと体には相当な負担が発生してしまいます。
人間は、一日の疲労を睡眠で解消します。
その睡眠をしないわけですから、当然体の体力は低下していく一方です。
また、体力という面だけでなく他にも多くの悪影響を与えます。
そして、徹夜を行うと口臭が発生してしまうこともあるのです!
それが、徹夜直後だけでなく暫くその症状が継続してしまうこともあります。
なぜ徹夜を行うと口臭が発生してしまうのでしょうか?
今回は、徹夜が口臭に繋がってしまうメカニズムについて紹介していきます。
徹夜による口臭の主な原因は、唾液が現状することに起因する発生です。
唾液は、単純に口の中を潤したり食べ物を胃まで
運びやすくするために分泌されているのではありません。
唾液の中には、実は口内の菌を死滅させるだけの
成分を配合しており、実際に口の中の健康を保つために分泌されます。
この唾液が、徹夜をしたことによる疲労や副交感神経の働きに
異常をきたす症状が見られ、これにより唾液の分泌が減少してしまいます。
唾液の減少は、口臭が発生しやすくなることに繋がります!
こまめに水分補給して、口の中が乾かないようにしましょう。
もうひとつの原因として、腎臓の機能低下があります。
腎臓は、体内の不要物をアンモニアとして製造します。
その後、尿という形で体外に排出しますが
腎臓の機能が低下することで尿ができにくくなってしまいます。
体内に溜まったアンモニアは、静脈を流れる血液に
溶け込んでしまい、それが肺を経由して口から放出されます。
アンモニアは悪臭のもとになりますので
排出されたアンモニアは口臭の原因となってしまいます。
とにかく、体を労って疲労を溜めないこと重要ですね!